箸置きを使うという豊かさ。

こんにちわ、恵実です。

先日、お料理上手な友人のお誕生日プレゼントを探しに出かけました。
お料理好きから連想して、色々と考えているとお箸屋さんが目に入ります。気になっていたけれど入ったことのないお店。入ってみるとお箸だけでなく、お箸置きの取り揃えも豊富。

箸置って、食事の際の脇役中の脇役。
あってもなくてもいいんじゃない?って思った方、箸置きは大切なんです^^

photo箸置き
(一目惚れして買った錫の箸置きと、カラフル小降りな箸置き。錫は銀が少し含まれるので、使えば使うほど表面に細かい傷がついて味が出るとお店の人に教えてもらいました♪)

お箸にまつわる作法というのは、実は沢山あって、嫌い箸というお箸を使うにあたってしてはいけない行動がいくつもあります。よくやってしまう事と言えば、

お皿の上にお箸を渡して置いてしまう、”渡し箸”、
お箸にご飯粒がついてしまった時に口に加えて拭ってしまう、”もぎ箸”、
お皿や食卓に箸を立てて揃える”揃え箸”、など。

特に、お皿の上に箸を渡してしまうのは、箸置きがあってもなくてもついついっ置いてしまうものです。

もともと、現在の和食の原型は、武家社会が作った食事形式「本膳料理」から出来上がってきました。
この頃出来あがったお箸の使い方も「当たり前」の所作だったのですね。ただ、庶民の家庭では直置きされていた為、外に出た際に知っておかなければならない「しつけ」として教えられていたものが、段々と薄らいでいき、家庭でも箸置きが用意されないことも出始めて箸置きを使う習慣が薄らいできているように思います。

私は、こういった昔から決まった作法の他に、「この所作、ただただしちゃだめ!」と言っているのではないと思っています。

現代では、使い捨ての割り箸やお皿が普及したり、大量生産が進み、安く簡単に何でも手に入るようになりました。そのお陰で、私たちの生活はとても便利になっていますがその反面、渡し箸のような所作が生まれてくるのだと思います。何でも簡単に済ませようとすることは、忙しい現代人にとって自然の流れだと思います。
実際に私も以前激務をしていた頃は、家に寝に帰る状態で食事の事、健康のこと、心の健康のことあまり考える時間がありませんでした。その頃を思い出すと外食ばかり。さすがにコンビニのお弁当は頂きませんでしたが、オフィスで夜も老けてきてお腹がすいてくるとおにぎりでしのぐ。これ、度々していました。週末はリセットするので精一杯。

そんな生活の中、この毎日は私が求めているもの・・・?とかなり考えました。
考えてもキャリアの事、将来の事を考えるとなかなか一歩を踏み出せない。そんな中、沢山のきっかけに恵まれて、今に至っています。

さて、また(笑)脱線してしまいましたが話を戻します。

衣食住を充実させることは、幸せな毎日を送る基盤です。その中でも一番大切なのは健康に直に関係する食事の時間。それは身体への栄養だけではなくて心への栄養も与えてくれます。
自分自信の為、そして一緒に食事をする人が心身共に健康でいること、それが周り回って、自分に返ってきて幸せをもらえる大切な時間だと思います。

 その時間を美しく、余裕をもって過ごす。

ただ食べるためではなく、その時間を楽しむために箸置きを食卓に置くだけでも、食事の時間を楽しむ事の一歩、それがやがて心に余裕を持つことにも通じてくる。

と私は信じています^^

お子様のいらっしゃる方は、お子様にその習慣を自然に教えてあげる為にも、是非ご家庭でやっていただきたいです。

卵掛けご飯やラーメンに箸置きと箸。初めはそれだけでもいいと思います。
皆さんも、箸置きを食卓に取り入れてみませんか?